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猫の体調や好みに合わせたキャットフードの選び方

市販されているキャットフードはすべて同じ食感なわけではなく、ドライタイプやウェットタイプやセミモイストタイプなど、複数の種類が販売されています。ドライタイプは水分量が少ないために、カリカリとした食感を楽しめるところが魅力的で、歯応えのあるキャットフードでなければ食べてくれない猫も珍しくないです。

  • ウェットタイプは舐め取るように食べるキャットフードで、歯が弱っている猫でも安心して食べられますし、消化にも良いので高齢猫に向いています。
  • セミモイストタイプはキャットフードを噛む食感も楽しめますし、歯が弱っている猫でも食べやすくて、水分が25~45%ほど含まれているのが特徴です。
  • ドライタイプは開封してからも長持ちすることが多いのですが、他の2種類はドライタイプと比べると、開封後の長期保存には向いていません。短期間で食べきられる量なのか考えながら、購入するキャットフードを考える必要があります。
食感と栄養バランスの良さを基準にする


猫が好むキャットフードのタイプが分かったけれど、栄養的に優れている製品なのか分からずに困っているときには、総合栄養食と書かれているものを選んでください。総合栄養食と書かれているキャットフードは、ビタミンだけでなくミネラルなどもバランス良く配合されていて、猫の健康を保ちたいときに役立ちます。

ただし一部のミネラルは配合量が多すぎると、猫の尿路結石を発症する原因になりかねませんから、ミネラルの配合量には注意が必要です。肥満対策に最適な製品であれば、脂肪分やカロリーが抑え目と書かれていて、猫の血中コレステロールを下げたいときに活用できます。

毛玉を吐き出せなくて苦しがっている猫には、食物繊維を大目に含んでいるキャットフードが最適です。猫が尿を出すたびに苦しがっているのであれば、尿路疾患を発症している可能性がありますから、ミネラルの含有量を抑えた尿路疾患対策用の製品を与えてください。

猫の年齢に合わせて与える量を変える


健康的なキャットフードだと評判が良いので、大量に猫に食べさせても大丈夫だと考えてしまう人もいます。製品ごとに猫に与えるべき量は決められていますから、猫の健康を保つためにも製品の説明をよく読んでください。
猫の年齢によって与えるべき量も変わってくるので、飼育している猫が何歳なのか確認してから、食べさせる量を決めなければ臓器に負担をかけることになります。

成猫用と書かれているもの高齢猫に与え続けると、腎臓や肝臓に対して負担が大きすぎて、病気を発症することもあるので注意が必要です。硬いものを食べられない子猫のためにキャットフードを与えるのなら、ウェットタイプや猫用のスープを与えることを推奨します。
まだ生まれてから間もない猫にドライタイプの製品を与えても、上手く消化できずに吐き出してしまうこともあるので気を付けてください。

アレルギー対策として便利なグレインフリーの製品

猫は人間と同じくアレルギーを発症することがあり、穀物を大量に含んでいるキャットフードばかりを食べさせていると、アレルギーになってしまう場合があります。一度でもアレルギーを発症してしまうと、穀物を口にするだけでも調子が悪くなってしまい、場合によっては命を落とすことになりかねません。

穀物アレルギーや消化器への負担を減らすために、穀物を一切含まないグレインフリーのキャットフードも増えています。グレインフリーの製品は植物性タンパク質を分解できない猫におすすめで、便秘に悩まされている猫にも最適です。

猫は大昔からタンパク質を主に摂取してきた動物なので、無理に穀物を食べさせる必要がないので、グレインフリーの製品が理想的だと言われています。値段が安いキャットフードの中には、安価な穀物を大量に含ませることで値段を下げている製品もありますから、原材料の表記をよく確認してから購入してください。

尿路結石を溶かすために成分を調整した製品もある

猫は人間と比べると尿路結石を発症しやすくて、尿路に石ができるせいで尿を出せなくなり、毒素が体内に溜まったせいで急死してしまう猫もいます。

特に雄猫は雌猫と比べると尿路が狭いために、尿路結石を発症した際の影響も大きいですから、キャットフードを選ぶ際には注意が必要です。もし尿路結石ができてしまった際には、結石を溶かすためにpH値を調整したキャットフードを食べさせてください。


猫の年齢や体質によって、食べさせるべきキャットフードの種類は変わってきますから、猫の好みだけを考えずに購入する製品を選ぶ必要があります。低カロリーでグレインフリーの製品であれば、猫にも安心して食べさせやすいので、成分の表記をよく確かめながら理想的なキャットフードを探してください。

体調不良の猫に合うキャットフードを探しているときには、動物病院で検査を受けた際に、医師がおすすめの製品を教えてくれます。

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